| 99-021 海上自衛隊訓練支援艦 ATS4201 あづま |
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| キット内容:主要部品･･ポリウレタン製。 インジェクションランナー１枚・真鍮線・プラ板・デカール付属、 細部及びマストは自作・流用が必要な部分があります。) |
| 訓練支援艦は海外にも例を見ない海上自衛隊独特の艦種で、「あづま」はその第一号として昭和４４年１１月２６日に竣工しました。訓練支援艦は護衛艦隊の対空及び対水上打撃訓練を効果的に行なう目的で計画され、「あづま」の場合は対空訓練用に高速標的機（ジェット機）３機、低速標的機（プロペラ機）１０機を搭載しその発射と官制を行なうほか、対水上訓練時に水上標的を曳航可能な装置も搭載しています。後甲板はこれら標的機の発射と揚収に使用されるほか、必要に応じて中型ヘリコプターの発着も可能となっています。また自衛艦隊に対する各種補給も任務としており、１ヶ護衛隊群に対して１週間分の生鮮食料と真水を補給できる能力も備えています。 さらに本艦は司令部設備を有し、艦内に４０名の収用施設を持ち、訓練後の会議や研究会の開催が可能なホテル・シップとしての役目も持っています。本艦は平成１１年５月２８日に除籍され、代艦として建造された訓練支援艦「てんりゅう」に後を譲りました。キットは旧海軍の練習艦にも似た堂々としたシルエットを的確に再現。護衛艦のとなりに並べて飾ると、存在感がより一層増すことでしょう。 |
